NY外為:ドル買い後退、米債券利回り再び低下、パウエルFRB議長講演控え
NY外為市場でドル買いの勢いが後退した。朝方発表された10月生産者物価指数(PPI)が加速したほか、新規失業保険申請件数が5月来の低水準となったため、長期金利の上昇に伴うドル買いに拍車がかかった。その後、連邦準備制度理事会(FRB)のパウエル議長の講演を控えて、米国債相場が再び上昇。利回りは低下した。米10年債利回りは4.478%まで上昇後、4.405%まで低下。
ドル・円は156円20銭へ上昇後、155円52銭へ下落。ユーロ・ドルは1.0513ドルまで下落後、1.0577ドルまで上昇した。ポンド・ドルは1.2646ドルへ下落後、1.2716ドルまで上昇した。
《KY》
提供:フィスコ