酒井重工業---2Qは減収なるも米国が2ケタの増益に
酒井重工業<6358>は13日、2025 年3月期第2四半期(24年4月-9月)連結決算を発表した。売上高が前年同期比14.3%減の143.85億円、営業利益が同37.4%減の12.31億円、経常利益が同44.1%減の11.78億円、親会社株主に帰属する中間純利益は同15.1%減の13.02億円となった。
日本では、売上高は前期比12.1%減の108.32億円、営業利益は同53.8%減の2.91億円となった。国内販売が振るわなかった。
米国では、売上高は前年同期比16.1%減の37.88億円、営業利益は同14.6%増の6.11億円となった。ディーラの在庫調整により販売が減少に転じたが、販売価格改定と輸送費正常化の効果があった。
インドネシアでは、売上高は前年同期比27.7%減の29.89億円、営業利益は同59.5%減の2.80憶円となった。国内販売及び第三国向け輸出の双方が減少した。
中国では、売上高は前年同期比14.8%減の8.09億円、営業利益は同41.0%減の0.67億円となった。グループ企業向け製品・部品輸出が伸び悩んだ。
2025年3月期通期の連結業績予想については、同日、業績予想の修正を発表した。売上高が前期比17.6%減(前回予想比17.6%減)の272.00億円、営業利益が同47.6%減(同36.3%減)の17.40億円、経常利益が同48.9%減(同37.0%減)の17.00億円、親会社株主に帰属する当期純利益が同30.3%減(同7.1%減)の17.00億円としている。
また、同日、2025年3月期の期末配当金について、前回予想から4.5円減額の60.50円とすることを発表した。これにより、2025年3月期の1株当たり配当金は、年間(株式分割前換算)で206.00円(前期比79.00円減配)となる。
《AK》
提供:フィスコ