今日の為替市場ポイント:欧米株高を受けて円買い抑制も
11日のドル・円は、東京市場では152円66銭から153円67銭まで上昇。欧米市場では153円56銭まで下落した後、153円95銭まで反発し、153円70銭で取引終了。本日12日のドル・円は主に153円台で推移か。欧米株高を受けてリスク回避のドル売り・円買いは抑制される可能性がある。
報道によると、石破首相は11月11日に行われた記者会見で、「米国のトランプ次期大統領となるべく早いタイミングで直接会談する機会をもちたい」と述べた。石破首相はトランプ氏が選挙中の主張を大統領就任後にどのように政策として打ち出していくか予測がつくところではない」との見方を伝えている。なお、石破首相は、アジア太平洋経済協力会議(APEC)と20カ国・地域(G20)首脳会議に出席するため、14日から南米を訪問する。グローバルサウス諸国やアジア太平洋諸国との連携を一層強化する意向も伝えており、今後は日本が米国以外の国や地域と多くの分野で互いの関係性をさらに深めていくことになりそうだ。
《CS》
提供:フィスコ