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外為サマリー:153円台前半で推移、米金利低下が重荷

 8日の東京外国為替市場のドル円相場は、午前10時時点で1ドル=153円13銭前後と前日の午後5時時点に比べて85銭程度のドル安・円高となっている。

 7日のニューヨーク外国為替市場のドル円相場は、1ドル=152円94銭前後と前日に比べて1円70銭弱のドル安・円高で取引を終えた。東京市場で約3カ月ぶりのドル高・円安水準をつけた反動に加え、米利下げが続くとの観測などから一時152円70銭まで軟化した。

 この流れを引き継いだ東京市場のドル円相場は軟調にスタート。0.25%の利下げを決めた米連邦公開市場委員会(FOMC)後に行われたパウエル米連邦準備理事会(FRB)議長の記者会見で、今後の利下げ見送りが示唆されなかったことがドルの重荷となっているようだ。きょうは週末の実質ゴトー日(5のつく日と10のつく日)とあって朝方には実需筋のドル買いが意識される場面もあったが、前日に米長期金利が低下したことを背景としたドル売りに抑えられ153円台前半での推移となっている。

 ユーロは対ドルで1ユーロ=1.0790ドル前後と前日の午後5時時点に比べて0.0040ドル弱のユーロ高・ドル安。対円では1ユーロ=165円24銭前後と同35銭程度のユーロ安・円高で推移している。

出所:MINKABU PRESS

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