NY為替:FOMC利下げ決定、長期金利低下でドル反落
7日のニューヨーク外為市場でドル・円は153円77銭から152円70銭まで下落し、152円91銭で引けた。連邦準備制度理事会(FRB)の米連邦公開市場委員会(FOMC)での利下げを織り込む長期金利の低下に連れドル売りが優勢となった。FRBが予想通り0.25%の利下げを決定、パウエル議長も利下げを継続する姿勢を示し金利がさらに低下し、ドル売りに拍車がかかった。
ユーロ・ドルは1.0825ドルまで上昇後、1.0767ドルまで下落し、1.0802ドルで引けた。ユーロ・円は、165円87銭から165円01銭まで下落。ポンド・ドルは1.3009ドルまで上昇後、1.2948ドルまで反落した。英中銀が金融政策決定会合で予想通り0.25%の利下げを決定したが1委員が政策据え置きを支持したほか、新政権が提示した予算案がインフレの上方圧力になると警告したためポンド買いが強まった。ドル・スイスは0.8710フランまで下落後、0.8752フランへ上昇した。
《MK》
提供:フィスコ