NY外為:ドル買い後退、米30年債入札が好調で金利の上昇が一服
米財務省は250億ドル規模の30年債入札を実施した。結果で最高落札利回りは4.608%。テイルはマイナス2.2ベーシスポイント(bps)。過去6回入札平均はプラス0.5BPSだった。応札倍率は2.64倍と過去6回入札平均の2.4倍を上回り需要は強かった。外国中銀や大手機関投資家を含む間接入札者の比率は62.7%だった。過去6回入札平均は68.1%。
良好な結果を受け、米国債相場は下げ止まった。10年債利回りは4.47%から4.41%まで低下。ドル買いも後退し、ドル・円は154円70銭の高値から154円44銭へ反落した。
《KY》
提供:フィスコ