FRB、インフレに関する表現を変える可能性
本日の米大統領選の投開票を控える中、市場はその行方に注目を集中させているが、今週は7日にFOMCの結果も発表される。日本時間8日午前4時。市場は今週は米国で何事もなく0.25%ポイントの利下げが行われると確信しているが、エコノミストからはFRBがインフレに関して何らかの変更を与える可能性も指摘されている。
前回のFOMC声明でのインフレ部分は「インフレが持続的に2%に向かっているという確信を深めた」と言及していた。しかし、その後の米消費者物価指数(CPI)のコア指数とPCEデフレータのそれぞれの12カ月加重平均が夏以降、あまり下がっていないことを考えると、FRBがさらに確信が深まったと繰り返すのは難しいという。
もしかするとパウエル議長は今回の会見で、次回今年最後の12月FOMCでの利下げ休止に道を開く可能性もあるという。
MINKABU PRESS編集部 野沢卓美
株探ニュース
前回のFOMC声明でのインフレ部分は「インフレが持続的に2%に向かっているという確信を深めた」と言及していた。しかし、その後の米消費者物価指数(CPI)のコア指数とPCEデフレータのそれぞれの12カ月加重平均が夏以降、あまり下がっていないことを考えると、FRBがさらに確信が深まったと繰り返すのは難しいという。
もしかするとパウエル議長は今回の会見で、次回今年最後の12月FOMCでの利下げ休止に道を開く可能性もあるという。
MINKABU PRESS編集部 野沢卓美
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