日経平均は230円高、寄り後はもみ合い
日経平均は230円高(9時15分現在)。今日の東京株式市場は買いが先行した。昨日の米株式市場で主要指数が下落したが、東京市場が3連休中、ダウ平均が2営業日通算で0.07%上昇、ナスダック総合指数が同じく通算で0.47%上昇となったことが東京市場で安心感となった。また、先週末の日経平均が1000円を超す下げとなったことから、目先的な押し目買いも入りやすかった。一方、今日は米大統領選と米連邦議会の上下両院選などの投開票が実施されることに加え、7日には米連邦公開市場委員会(FOMC)の結果が公表されるなど重要イベントが控えており、これらを見極めたいとして積極的な買いを見送る向きがあった。また、昨日付日本経済新聞で製造業の業績減速が伝えられたこともあり、4-9月期決算への期待感がやや後退したことも株価の重しとなったが、寄付き段階では買いが優勢だった。寄り後、日経平均はもみ合いとなっている。
《SK》
提供:フィスコ