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アジア株 上海株は軟調、トランプ再選を警戒 人民元10週間ぶり安値 

アジア株 上海株は軟調、トランプ再選を警戒 人民元10週間ぶり安値 

東京時間11:02現在
香港ハンセン指数   20563.53(-26.62 -0.13%)
中国上海総合指数  3286.59(-13.11 -0.40%)
台湾加権指数     23339.71(-8.74 -0.04%)
韓国総合株価指数  2598.58(+15.31 +0.59%)
豪ASX200指数    8220.70(+9.41 +0.11%)

アジア株は高安まちまち。

香港と上海は下落、米大統領選が近づくにつれてトランプ氏再選リスクが高まっている。オフショア人民元は対ドルで10週間ぶり安値水準。ただ、11月4日から始まる全人代常務委員会への政策期待は続いている。中国財政相は11月4日から8日に開催される全人代常務委員会の会合後に財政政策の詳細を発表すると明かした。

不動産市場の回復期待は高まっている。10月1日から26日までの北京市の中古住宅販売件数は1万2979件と前月比で21.2%増、前年同月比では53%増加した。深セン市の中古住宅販売は4800件以上と過去最高を記録。上海市では1万4385件で前年同月比70%も増加した。中国主要16都市の中古住宅販売件数は5万4000件で前年比14%増加。

10月の不動産データを好感して上海市場では北京万通新発展集団や上海実業発展、北京首都開発、北京市大龍偉業房地産開発、天津津投城市開発、金地集団、緑地控股、保利置業集団、新城控股集団など不動産株が総じて上昇している。

香港市場では原油価格の下落を嫌気して中国石油天然気や中国海洋石油、中国石油化工などエネルギー関連が総じて下落している。イスラエルはイランの軍事施設を攻撃したものの、核施設・原油施設は攻撃しなかった。過度な中東懸念が後退しており時間外でNY原油価格が大幅下落、約4週間ぶり安値をつけている。一方、不動産やカジノ、ハイテク、消費者サービス関連は上昇している。

出所:MINKABU PRESS

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