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ダウ平均は5日続落、ICT関連しっかりでナスダックは続伸=米国株概況

ダウ平均は5日続落、ICT関連しっかりでナスダックは続伸=米国株概況

 きょうのNY株式市場でダウ平均は5日続落。一方、ICT関連の上昇を支えにナスダックは続伸となった。終値はダウ工業株30種平均が259.96ドル安の4万2114.40ドル、ナスダック総合指数が103.12高の1万8518.61、S&P500が1.74安の5808.12。

 ダウ平均は情報関連株の上昇を受けてプラス圏で始まったが、その後マイナス圏に沈んだ。セールスフォース、マイクロソフトなどがしっかり。アマゾンも堅調とハイテクの買いが目立ったほか、ユナイテッドヘルスなど強かった。一方で金融、素材などに売りが目立ち、ゴールドマンサックスは2.27%安で下げ寄与度トップ。米疾病対セクセンター(CDC)が食中毒患者数を上方修正するなどの動きが見られ、スライスオニオンの使用中止などの動きへの警戒も広がるマクドナルドが軟調となった。

 新興ハイテクはについては昨日決算を受けて大幅高となったテスラが続伸。AMD、アルファベット(グーグル)なども強かった。その他銘柄もほぼプラス圏推移としっかりした動き。こうした動きを受けてダウ、S&Pがマイナス圏に沈む中、ナスダックは続伸となった。労使交渉決裂を受けて昨日下げていたボーイングは、プラス圏への反発で始まったが、その後売りに転じマイナス圏で引けている。

 その他個別銘柄では、コーチなどの高級ブランドを展開するタペストリーによる同業でベルサーチェなどを展開するカプリへの買収について、連邦地裁が差し止め判断をしたことを受けて、カプリが48.9%安と大きく下げる一方、タペストリーが13.5%高と買われた。

 決算が強めに出た金融会社キャピタルワンは5.2%高。

 決算を受けて昨日20%以上下げた家具・家庭用品オンライン販売のビヨンドは、米銀行大手BofAが投資判断を引き下げたことを嫌気し続落、4.8%安となった。

ビヨンド<BYON> 6.37(-0.32 -4.78%)
キャピタル・ワン・ファイナンシャル<COF> 161.27(+8.01 +5.23%)
カプリ・ホールディングス<CPRI> 21.26(-20.34 -48.89%)
タペストリー<TPR> 50.49(+6.02 +13.54%)
アマゾン<AMZN> 187.83(+1.45 +0.78%)
アルファベットC<GOOG> 166.99(+2.46 +1.50%)
テスラ<TSLA> 269.19(+8.71 +3.34%)
AMD<AMD> 156.23(+2.79 +1.82%)
ユナイテッドヘルス<UNH> 564.56(+3.75 +0.67%)
マクドナルド<MCD> 292.61(-8.97 -2.97%) 
マイクロソフト<MSFT>  428.15(+3.42 +0.81%)
ボーイング<BA> 155.01(-0.19 -0.12%) 
セールスフォース<CRM>  290.46(+3.70 +1.29%)
ゴールドマン<GS>  512.60(-11.90 -2.27%)
アップル<AAPL>  231.41(+0.84 +0.36%)
JPモルガン<JPM> 222.31(-2.67 -1.19%)

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