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外為サマリー:151円40銭台へ上昇、米長期金利上昇でドル買い優勢

 23日の東京外国為替市場のドル円相場は、午前10時時点で1ドル=151円46銭前後と前日午後5時時点に比べ40銭強のドル高・円安。ユーロは1ユーロ=163円51銭前後と同10銭強のユーロ安・円高で推移している。

 ドル円は、午前8時30分時点では151円10銭前後で推移していたが、同9時50分過ぎには一時151円47銭まで上昇し、7月31日以来、約3カ月ぶりのドル高・円安水準をつけた。前日のニューヨーク市場で、10年債利回りは前の日に比べ0.02%高い4.21%に上昇。国際通貨基金(IMF)の世界経済見通しで、米国の24年成長率見通しは従来の2.6%から2.8%に上方修正された。また、11月の米大統領選では激戦州で共和党候補のトランプ氏が優勢との見方が増え、同氏が掲げる関税引き上げなどの政策がインフレ圧力を強めることが警戒された。この日の東京市場に入ってからも時間外の米10年債利回りは4.22%前後に上昇し、ドル買い要因となっている。

 ユーロは対ドルでは1ユーロ=1.0795ドル前後と同0.0040ドル程度のユーロ安・ドル高で推移している。

出所:MINKABU PRESS

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