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今日の為替市場ポイント:米長期金利下げ渋りでドルは底堅い動きを保つ可能性


22日のドル・円は、東京市場では150円50銭から151円10銭まで反発。欧米市場では150円61銭まで下げた後、一時151円20銭まで上昇し、151円10銭で取引終了。本日23日のドル・円は主に151円台で推移か。米長期金利の下げ渋りを受けてドルは底堅い動きを保つ可能性がある。

10月22日のニューヨーク外為市場では、ドルが主要通貨に対して強含みとなった。米連邦準備制度理事会(FRB)による利下げペース減速の思惑が広がっていること、米大統領選を控えて投資家などがポジション調整を進めていることがドル高につながったようだ。CMEのフェドウオッチによると、11月の会合で0.25ポイントの利下げが決定される確率は90%程度、金利据え置きの確率は10%程度のようだ。ほとんどの市場参加者は11月に0.25ポイントの追加利下げを想定しているが、12月以降については見方が分かれている。米大統領選の結果は2025年以降の米政策金利見通しに大きな影響を与える可能性があるため、一部の市場参加者からは「雇用やインフレ関連の指標内容だけで政策金利見通しを予測することに不安を感じている」との声が聞かれている。

《NH》

 提供:フィスコ

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