東京為替:ドル・円は下げ渋り、米金利高を注視
18日午前の東京市場でドル・円は下げ渋り。前日海外市場で節目の150円を上抜けたため、日本政府から円安けん制発言が相次ぎ149円台に値を下げた。ただ、日米金利差を背景にドル高・円安に振れやすい地合いは変わらず、ドルは150円付近に戻した。
ここまでの取引レンジは、ドル・円は149円87銭から150円28銭、ユーロ・円は162円34銭から162円70銭、ユーロ・ドルは1.0825ドルから1.0839ドル。
【要人発言】
・青木官房副長官
「為替はファンダメンタルズを反映し安定的に推移することが重要」
「投機的動向を含め為替の動向を高い緊張感を持ってしっかり注視」
・三村財務官
「足元で一方向、急速な動きを認識」
「投機的な動きを含め、高い緊張感を持って注視」
【経済指標】
・日・9月全国消費者物価指数(生鮮食品除く):前年比+2.4%(予想:+2.3%、8月:+2.8%)
・中・7-9月期GDP:前年比+4.6%(予想:+4.5%、4-6月期:+4.7%)
・中・9月鉱工業生産:前年比+5.4%(予想:+4.6%、8月:+4.5%)
・中・9月小売売上高:前年比+3.2%(予想:+2.5%、8月:+2.1%)
《TY》
提供:フィスコ