NY為替:米インフレ期待高止まりでドルは下げ渋る
15日のニューヨーク外為市場でドル・円は148円94銭へ下落後、149円54銭まで上昇し、149円23銭で引けた。米10月NY連銀製造業景気指数は予想外のマイナスに落ち込みドル売りが優勢となった。米9月NY連銀調査で中長期インフレ期待率が上昇したためドル売りが後退した。
ユーロ・ドルは1.0917ドルへ強含んだのち、1.0882ドルまで下落し、1.0887ドルで引けた。欧州中央銀行(ECB)の理事会を控え、追加利下げを織り込むユーロ売りが強まった。ユーロ・円は、162円89銭から162円34銭まで下落。ポンド・ドルは1.3103ドルへ上昇後、1.3060ドルへ下落した。ドル・スイスは0.8607フランへ下落後、0.8637フランまで上昇した。
《MK》
提供:フィスコ