日経平均は22円高、寄り後はもみ合い
日経平均は22円高(9時10分現在)。今日の東京株式市場は買いが先行した。昨日の米株式市場で主要3指数(ダウ平均、ナスダック総合指数、S&P500)が下落したが、主要な半導体関連銘柄で構成するフィラデルフィア半導体株指数(SOX指数)が続伸したことが東京市場で半導体関連株などの株価下支え要因となった。また、外為市場で円相場が落ち着いた推移となっていることが株式市場で安心感となった。一方、昨日の米株式市場で主要3指数が下落したことは東京市場の株価の重しとなった。また、引き続き中東の地政学リスクが懸念されていることに加え、今日は石破首相の所信表明演説が行われ、また、米国では今晩、9月の米雇用統計が発表されることから、これらを見極めたいとして積極的な買いを見送る向きもあったが、寄付き段階では買いが優勢だった。寄り後、日経平均はもみ合いとなっている。
《SK》
提供:フィスコ