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日経平均VIは上昇、日銀会合の結果発表など控え警戒感継続


日経平均ボラティリティー・インデックス(投資家が将来の市場変動の大きさをどう想定しているかを表した指数)は14時5分現在、前日比+1.55(上昇率5.71%)の28.69と上昇している。なお、今日ここまでの高値は28.93、安値は24.89。

注目された米連邦公開市場委員会(FOMC)を通過し、外為市場で円安・ドル高方向への動きとなったことなどを受け、今日の東京市場は買いが先行し、日経225先物は上昇して始まった。一方、FOMCは通過したが、明日は日銀金融政策決定会合の結果発表と植田日銀総裁の記者会見が予定されており、市場ではボラティリティーの高まりを警戒するムードが継続。今日の日経VIは概ね昨日の水準を上回って推移している。


【日経平均VIとは】
日経平均VIは、市場が期待する日経平均株価の将来1か月間の変動の大きさ(ボラティリティ)を表す数値。日経平均株価が急落する時に急上昇するという特徴があり、日経平均株価と通常は弱く逆相関する傾向がある。一方、数値が急上昇した後に、一定のレンジ(20~30程度)に回帰するという特徴も持っている。

《SK》

 提供:フィスコ

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