日本リビング保証 Research Memo(2):資財価値最大化ソリューションを提供
■会社概要
1. 会社概要
日本リビング保証<7320>は、スローガンに「To worthful life~価値あふれる暮らしへ~」、ミッションに「独創的なリアルとデジタルのサービスで、暮らしの資財価値を最大化する」、ビジョンに「変わらない価値を、暮らしのすべてに」を掲げ、住宅領域を中心に、設備延長保証サービス等の資財価値最大化ソリューションを提供する「WorthTech Company」である。
2024年6月期末時点の本社は東京都新宿区、支社は大阪支社(大阪市中央区)、福岡支社(福岡市博多区)、名古屋支社(名古屋市中村区)となっている。2024年7月には仙台支社(仙台市青葉区)を開設した。またグループは同社、連結子会社のリビングポイント(株)、リビングファイナンス(株)の3社で構成される。連結ベースの資産合計は24,593百万円、純資産は3,005百万円、自己資本比率は12.2%、発行済株式数は5,118,300株(自己株式93,974株を含む)である。なお2024年11月1日付で、株式交換によってメディアシークを完全子会社化するとともに、商号をSolvvy(ソルヴィー)に変更する。
2. 沿革
同社は2009年3月に住宅設備の延長保証会社として設立し、同年8月に「住設あんしんサポート(住宅設備メンテナンス保証)」の提供を開始した。その後、2012年8月に子会社リビングポイントを設立、2013年6月に太陽光発電機器メーカー向け保証業務の開始、2021年4月に子会社リビングファイナンスを設立するなど、サービスバリエーション拡充戦略や事業領域拡大戦略を推進している。株式関係では2018年3月に東京証券取引所(以下、東証)マザーズ市場に株式上場、2022年4月に東証の市場区分見直しによりグロース市場へ移行した。
(執筆:フィスコ客員アナリスト 水田雅展)
《HN》
提供:フィスコ