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ダウ先物は上昇の一方、ナスダック100は下落 アップルが時間外で軟調 大幅利下げ期待強まる=米国株

米株価指数先物(12月限)(NY時間08:59)(日本時間21:59)
ダウ先物 41927(+102.00 +0.24%)
S&P500 5686.00(-5.00 -0.09%)
ナスダック100先物 19671.75(-95.25 -0.48%)

 米株価指数先物市場でダウ先物は上昇の一方、IT・ハイテク株は時間外で先週の買い戻しが一服しており、ナスダック100はマイナス圏での推移となっている。特にアップル<AAPL>が時間外で下落しており指数を圧迫。

 同社はアイフォーン16の事前予約を6日から開始しているが、アナリストが最初の週末の予約注文分析に基づいて、Proシリーズの需要が予想を下回っていると指摘した。予約販売台数は昨年の15シリーズの最初の週末の販売台数と比較して12.7%減の約3700万台と推定されると述べている。

 市場は明日からのFOMCの結果を待っている。ここに来て大幅利下げの可能性が急浮上しており、短期金融市場では65%以上まで確率を上げ、通常利下げを上回っている。

 ただ、エコノミストからは「経済状態は景気後退あるいはそれに近い状況にあると考えるような状況では決してなく、FRBは大幅利下げを回避できる」といった見方も出ているようだ。

 今週のFOMCは委員の金利見通し(ドット・プロット)も発表されるが、どちらの結果になったとしても波乱の展開も留意する必要がありそうだ。

 アップル<AAPL>が時間外で続落。同社はアイフォーン16の事前予約を6日から開始しているが、アナリストが最初の週末の予約注文分析に基づいて、Proシリーズの需要が予想を下回っていると指摘した。

 インテル<INTC>が時間外で上昇。同社は米当局者と拘束力のある合意に達し、国防総省向けの半導体製造で連邦補助金最大35億ドルの獲得を正式に認められた。先週末にブルームバーグが関係者の話として伝えた。早ければ今週にも発表される可能性があるという。

 3Dプリンターのストラタシス<SSYS>が時間外で上昇。取締役会が5000万ドルの自社株買いプログラムを承認した。

 バイオ医薬品のニューバレント<NUVL>が時間外で大幅高。同社が主導する2つの初期段階のがんプログラムの臨床試験の最新結果を公表。データはウォール街を感嘆させた。

(NY時間09:09)(日本時間22:09)時間外
ストラタシス<SSYS> 7.38(+0.33 +4.68%)
ニューバレント<NUVL> 105.50(+18.05 +20.64%)
インテル<INTC> 20.08(+0.42 +2.14%)

アップル<AAPL> 216.93(-5.57 -2.50%)
マイクロソフト<MSFT> 429.56(-1.03 -0.24%)
アマゾン<AMZN> 186.45(-0.04 -0.02%)
アルファベット<GOOG> 158.25(-0.12 -0.08%)
テスラ<TSLA> 229.56(-0.73 -0.32%)
メタ<META> 523.82(-0.80 -0.15%)
エヌビディア<NVDA> 117.01(-2.09 -1.75%)
AMD<AMD> 150.58(-1.73 -1.14%)
イーライリリー<LLY> 927.50(+3.79 +0.41%)

MINKABU PRESS編集部 野沢卓美

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