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外為サマリー:一時141円10銭台に軟化、米金利低下と株安が重荷

 13日の東京外国為替市場のドル円相場は、午前10時時点で1ドル=141円19銭前後と前日の午後5時時点に比べて1円55銭程度のドル安・円高となっている。

 12日のニューヨーク外国為替市場のドル円相場は、1ドル=141円82銭前後と前日に比べて55銭程度のドル安・円高で取引を終えた。欧州中央銀行(ECB)のラガルド総裁が先行きの利下げについて「今後のデータ次第」との姿勢を示したことを受けたユーロ買い・ドル売りが、対円でのドル売りに波及するかたちで一時141円73銭まで軟化した。

 この日の時間外取引で米長期金利が低下していることを背景に、この日の東京市場では日米金利差の縮小を意識したドル売り・円買いが先行した。日経平均株価が朝高後に下げに転じたことから低リスク通貨とされる円が選好されやすく、ドル円相場は午前9時20分ごろに141円10銭台まで下押した。その後は下げ渋る場面もあったが、日銀の追加利上げ観測が根強いことなどから戻りは鈍い。

 ユーロは対ドルで1ユーロ=1.1087ドル前後と前日の午後5時時点に比べて0.0080ドル程度のユーロ高・ドル安。対円では1ユーロ=156円55銭前後と同60銭弱のユーロ安・円高で推移している。

出所:MINKABU PRESS

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