日経平均は585円安でスタート、東エレクや三井住友などが下落/寄り付き概況
日経平均 : 35805.82 (-585.65)
TOPIX : 2553.66 (-43.76)
[寄り付き概況]
9月9日の日経平均は前週末比585.65円安の35805.82円と大幅に5営業日続落でスタート。6日の米国市場でダウ平均は410.34ドル安の40345.41ドル、ナスダックは436.83ポイント安の16690.83で取引を終了。
8月雇用統計の結果が強弱まちまちとなったため小幅高で寄り付いたが、過去2カ月の雇用者数の下方修正を受け、労働市場や景気の減速懸念が広がり相場は下げに転じた。半導体のエヌビディア(NVDA)などの値動きの影響でナスダックも下落。連邦準備制度理事会(FRB)のウォラー理事が雇用統計の結果を受けて政策修正の必要性に言及し、大幅な利下げも支持する姿勢を表明したため警戒感が一層強まり、終盤にかけて下げ幅を拡大し終了した。
シカゴ日経225先物清算値は大阪比1105円安の35255円。シカゴ先物にサヤ寄せする形から本日の日経平均は売りが先行して始まった。その後も下げ幅を広げ、心理的な節目の36000円を割り込む展開に。
東証プライム市場の売買代金上位では、東エレク<8035>、三井住友<8316>、三菱重<7011>、三菱UFJ<8306>、ソフトバンクG<9984>、レーザーテック<6920>、トヨタ自<7203>、ディスコ<6146>、ファーストリテ<9983>、アドバンテ<6857>など主力処は全般下落。業種別では、保険、鉱業、電気機器などが下落率上位で推移している。
《CS》
提供:フィスコ