東京為替:ドル・円は底堅い、144円台に持ち直し
28日午前の東京市場でドル・円は底堅い値動き。米連邦準備制度理事会(FRB)の早期利下げ観測の継続でドル売りが先行し、143円68銭まで値を下げる場面もあった。ただ、ドルは値ごろ感による買戻しが強まり、正午にかけて144円半ばに持ち直した。
ここまでの取引レンジは、ドル・円は143円68銭から144円49銭、ユーロ・円は160円70銭から161円36銭、ユーロ・ドルは1.1170ドルから1.1185ドル。
【要人発言】
・氷見野日銀副総裁
「経済・物価目標達成の方向なら、金融緩和の度合いを調整していくのが基本方針」
「金融資本市場は引き続き不安定、当面は極めて高い緊張感持って注視」
「市場とコミュニケーションとり適切に政策運営」
「中立金利の精緻化続けるが、実際の経済・物価で道筋探る」
「多角的レビュー、年内めどにとりまとめ結果を公表したい」
【経済指標】
・豪・7月消費者物価指数:前年比+3.5%(予想:+3.4%、6月:+3.8%)
《TY》
提供:フィスコ