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NY為替:中東情勢悪化で原油高、インフレリスク懸念再燃で長期金利上昇、ドル反発


26日のニューヨーク外為市場でドル・円は143円83銭から144円65銭まで上昇し、144円54銭で引けた。米連邦準備制度理事会(FRB)のパウエル議長がジャクソンホール会合で利下げ軌道を確認したことを受けた金利先安観に伴うドル売りが先行した。そののち、7月耐久財受注速報値や8月ダラス連銀製造業活動指数が予想上回ったほか、中東情勢の悪化を背景とした原油高でインフレリスク懸念の再燃に金利が上昇に転じ、ドルの買戻しが強まった。

ユーロ・ドルは1.1150ドルへ下落後、1.1179ドルまで上昇し、1.1160ドルで引けた。ユーロ・円は、160円51銭へ下落後、161円48銭まで上昇。ポンド・ドルは1.3180ドルから1.3210ドルのレンジで上下に振れた。ドル・スイスは0.8486フランへ上昇後、0.8463フランへ弱含んだ。

《MK》

 提供:フィスコ

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