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3839 ODKソリューションズ

東証S
565円
前日比
+2
+0.36%
PTS
-円
業績
単位
100株
PER PBR 利回り 信用倍率
13.6 0.79 1.77 5.88
時価総額 46.3億円
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ODKソリューションズ---1Q増収、システム開発及び保守の売上高が大幅に増加


ODKソリューションズ<3839>は31日、2025年3月期第1四半期(24年4月-6月)連結決算を発表した。売上高は前年同期比9.6%増の10.57億円、営業損失は1.86億円(前年同期は1.38億円の損失)、経常損失は1.61億円(同1.20億円の損失)、親会社株主に帰属する四半期純損失は1.23億円(同0.89億円の損失)となった。

同社グループでは、中期経営計画(2025年3月期~2027年3月期)の基本方針に「ODKグループ拡大」を掲げ、「新事業ポートフォリオの推進」「グループシナジーの具体化」「M&A・アライアンスの推進」を本年度の重点課題として様々な施策に取組んでいる。その方策として、体験実績をNFT活用により証明する次世代型ソリューション「アプデミー(R)」を基幹に多様なサービス開発をすすめ、連結子会社であるポトスにおいて、採用支援サービス「キャリポート」を提供している。ポトスでは、将来の「受験生から社会人までのワンストップキャリア支援サービス」提供を目指し、豊富な就活支援実績を持つNINJAPANと業務提携契約を締結した。提携の第一歩として、2024年10月に「採用ブランディングメディア事業」の開始を予定している。

業績面では、医療業務における臨床検査基幹システム開発や証券業務において前期に発生した制度改正対応開発案件にともなう売上が当期に寄与したこと等により、売上高は増収となった。また、売上高の増加及び前期に発生した制度改正対応にかかる人件費等をソフトウエア資産の開発投資へ割振った一時的な特殊要因の剥落等による売上原価の増加により、営業損失となった。同社グループの事業は、大学入試業務をはじめとした利益が第4四半期にかけて増加する傾向にあるため、第1四半期の売上高は相対的に少なくなる傾向にある。しかし、人件費等の固定費は四半期ごとに変動する性質ではないため、結果として、第1四半期の利益が、他の四半期に比べ極めて低い水準にとどまり、例年第3四半期まで損益はマイナスであるが、通期では当該マイナスは解消されている。

システム運用の売上高は、大学入試業務等の売上認識等により、前年同期比1.5%増の9.13億円となった。

システム開発及び保守の売上高は、 医療業務における臨床検査基幹システム開発や証券業務における制度改正対応等開発案件にともなう売上等により、同193.4%増の1.39億円となった。

機械販売は、医療システム用タブレット製品の納入が一巡したことにより、同71.7%減の0.05億円となった。

2025年3月期通期の連結業績予想については、売上高が前期比14.2%増の67.00億円、営業利益が同17.9%減の4.70億円、経常利益が同17.3%減の5.00億円、親会社株主に帰属する当期純利益が同27.4%増の3.40億円とする期初計画を据え置いている。

《SO》

 提供:フィスコ

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