アストロHDは大幅続伸、英子会社が「ELSA-M」最終フェーズの契約獲得
アストロスケールホールディングス<186A>が大幅続伸している。同社は19日、英国連結子会社のAstroscaleが、役目を終えた人工衛星を除去するための衛星「ELSA-M」の開発プロジェクトに関し、最終フェーズの契約を獲得したと発表。これを材料視した買いが入っている。英国宇宙庁により、欧州宇宙機関(ESA)を通じてEutelsat OneWeb社に提供された資金に基づいて開発を進めている衛星プロジェクトで、これまでフェーズ3まで受注。実証衛星の「ELSA-d」の機能拡張版で複数デブリの除去が可能なELSA-Mの開発を進めていた。開発は順調に推移し、英国時間18日にフェーズ4に関する契約を締結したという。契約金額は1395万ユーロ(約23億8000万円)。25年4月期の業績予想においては、1ユーロ=150円で換算のうえ織り込んでいるが、今回の件の収益は複数の年度にわたって計上されるとしている。
出所:MINKABU PRESS
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