ファーストコーポレーション---24年5月期は2ケタ増収、建設事業・不動産事業ともに売上高が順調に推移
ファーストコーポレーション<1430>は12日、2024年5月期連結決算を発表した。売上高が前期比11.5%増の284.85億円、営業利益が同26.7%減の14.53億円、経常利益が同28.1%減の14.22億円、親会社株主に帰属する当期純利益が同30.8%減の9.44億円となった。
同社グループは、2024年5月期からの新中期経営計画(3カ年計画)「Innovation2023」のもと、その達成に向けグループ一丸となり取り組んでいる。今後も業容拡大と利益水準向上への継続的な取り組み及び新たな価値創出により持続的な成長を目指すとしている。
建設事業の売上高は前年同期比11.0%増の219.81億円、セグメント利益は同15.5%減の18.94億円となった。当年度においては、受注件数7件、受注高208.82億円及び受注残高344.60億円と順調に推移した。
不動産事業の売上高は同25.8%増の62.85億円、セグメント利益は同50.2%増の10.26億円となった。当年度においては、共同事業による分譲マンションの販売収入が好調だった一方、事業用地の販売が当初予定を大きく下回る結果となった。
2025年5月期通期の連結業績予想については、売上高が前期比21.1%増の345.00億円、営業利益が同54.8%増の22.50億円、経常利益が同52.6%増の21.70億円、親会社株主に帰属する当期純利益が同58.7%増の15.00億円を見込んでいる。
《SI》
提供:フィスコ