東海カーボンは4日続伸、黒鉛電極の生産体制再構築を評価
東海カーボン<5301>が4日続伸となっている。同社は16日取引終了後、電極事業の構造改革の一環として、25年7月までに日本と欧州の黒鉛電極の生産能力を年間5万6000トンから同3万2000トンに削減すると発表しており、これが評価されているようだ。
黒鉛電極生産体制再構築の概要は、「国内生産は防府工場(山口県防府市)に集約し、滋賀工場(滋賀県近江八幡市)での生産を25年7月末までに終了。出荷能力は年間2万6000トンから同1万2000トン体制とする」「欧州拠点の生産能力を約30%削減し、年間3万トンから同2万トン体制とする」とし、北米拠点での生産能力は変更しない。構造改革の背景には世界的な鉄鋼生産低迷で電極需要が減少していることに加え、中国・インド勢による低価格製品の流入で市況が大幅に軟化し、構造不況状態になっていることがあるという。
出所:MINKABU PRESS
黒鉛電極生産体制再構築の概要は、「国内生産は防府工場(山口県防府市)に集約し、滋賀工場(滋賀県近江八幡市)での生産を25年7月末までに終了。出荷能力は年間2万6000トンから同1万2000トン体制とする」「欧州拠点の生産能力を約30%削減し、年間3万トンから同2万トン体制とする」とし、北米拠点での生産能力は変更しない。構造改革の背景には世界的な鉄鋼生産低迷で電極需要が減少していることに加え、中国・インド勢による低価格製品の流入で市況が大幅に軟化し、構造不況状態になっていることがあるという。
出所:MINKABU PRESS