シュッピン Research Memo(6):シグマクシス・グループとの資本業務提携を締結
■トピック
2024年3月に、テクノロジー・カンパニーへの変革の実現に向け、コンサルティング事業と投資事業の連携による企業変革や事業創出等を手掛けるシグマクシス・グループと資本業務提携契約を締結した。(株)シグマクシスは2013年よりシュッピン<3179>へコンサルティングサービスを提供しており、基幹システム導入及び「カメラ事業」におけるAIMDの開発・導入支援の実績がある。本件は、シグマクシス・グループからのコンサルティング人財の出向や出資、高度なコンサルティングサービスの提供などによりさらに関係を深めるとともに、システム人財の育成やAI施策の強化、高度な戦略立案・実行などを通じて、高付加価値・高額商品領域の事業成長を「リバリュー×テクノロジー」の力で実現するところに狙いがある。なお、資本提携は自己株式処分を行っており、2024年4月15日に普通株式457千株(発行済株式総数に対する割合は1.97%)を(株)シグマクシス・インベストメントに割り当てた。調達資金の総額は499百万円(1株当たりの発行価額は1,093円)となっており、基幹システムやECシステムの刷新に向けたコンサルティング及び開発費用に充当する予定である。
(執筆:フィスコ客員アナリスト 柴田郁夫)
《AS》
提供:フィスコ