信用
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4892 サイフューズ

東証G
485円
前日比
+6
+1.25%
PTS
483.1円
15:00 11/26
業績
単位
100株
PER PBR 利回り 信用倍率
1.47
時価総額 39.4億円
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<動意株・10日>(大引け)=アルファクス、サッポロHDなど

 アルファクス・フード・システム<3814>=後場急伸。午後2時ごろ、お掃除ロボット「α9号(通称アルファナイン)Sveabot S100」が、JR西日本<9021>グループで車両や駅の清掃、商業施設・オフィスビルのメンテナンスなどを行うJR西日本メンテックに採用されたと発表しており材料視されている。今回の採用により、駅や商業施設、エレベータ連携による自動でのフロア移動などで清掃の効率化を図るほか、負担の大きな作業をロボットに置き換えることで、スタッフの働き方改革に貢献するという。なお、同件による24年9月期業績への影響は軽微としている。

 サッポロホールディングス<2501>=大幅続伸。シンガポールに拠点を置く投資ファンドの3Dインベストメント・パートナーズが9日、サッポロHD株主向けの書簡を公表した。サッポロHDの不動産事業に関し、恵比寿ガーデンプレイスやライオン銀座七丁目、新宿ライオンなど、バリューアップ余地がある物件について、不動産保有会社のサッポロ不動産開発が保有し、同社を分離上場(スピンオフ)する案を示した。あわせてバリューアップ余地のない物件を売却するというスキームにより、サッポロHDの時価総額は64%程度上昇するとの試算を示している。公表を受け、サッポロHDの企業価値が更に向上する可能性が意識され、投資家の資金流入につながったようだ。

 サイフューズ<4892>=一時ストップ高。10日午前10時、岩谷産業<8088>とともに、再生・細胞医療分野で実用化が期待できる新たな凍結技術を開発したと発表。これを材料視した買いが株価を押し上げたようだ。立体的な細胞構造体(3D細胞)を液体窒素の利用により凍結できるようにする技術で、3D細胞製品の製造や保管の選択肢が広がることが期待される。サイフューズが開発を進める3D細胞製品、細胞構造体の大型化に向けた凍結保存技術への応用も見込める可能性があるという。

 アオイ電子<6832>=大幅高で3連騰。電子部品メーカーで半導体受託製造や検査受託を手掛ける。前日にシャープ<6753>が三重県内の液晶パネル工場に、半導体組み立ての後工程生産ラインを構築することを発表、アオイ電子と連携して2026年中の本格稼働を目指す計画を示しており、これが株価の押し上げ材料となっている。アオイ電子はシャープとの協業に伴い、24年中に半導体先端パネルパッケージの生産ライン構築に着工し26年の本格稼働(パネル生産能力・月2万枚)に備える。

 エヌ・ピー・シー<6255>=動意急で年初来高値更新。同社は9日取引終了後、24年8月期第3四半期累計(23年9月~24年5月)の連結決算を発表。営業利益が前年同期比2.1倍の9億6600万円となったことが好感されているようだ。売上高は同8.0%減の49億5600万円で着地。主力の装置関連事業では、主に米国太陽電池メーカーの工場増設に伴う装置や研究開発用装置を予定通り売上計上し、消耗品や予備部品などの販売が好調だったとしている。なお、通期業績予想については売上高109億9500万円(前期比18.0%増)、営業利益21億4900万円(同2.2倍)とする従来見通しを据え置いている。

 日本プロセス<9651>=大幅高。前日に動意含みで大陽線をつけていたが、きょうは17%超の急騰を演じ一気に上げ足を加速、年初来高値を更新した。独立系のソフト開発企業で組み込み系を得意とし、電力・エネルギー関連や自動車向けで実績が高い。業績は順調な拡大を示しており、9日取引終了後に発表した24年5月期業績は営業利益が前の期比5%増の9億5600万円と3期連続増益を達成、続く25年5月期も前期比5%増の10億円を予想している。注目を呼んだのは今期の年間配当で、前期実績の38円から14円の大幅増配となる52円を計画、これがポジティブサプライズとなった。

※未確認情報が含まれる場合があります。株式の売買は自己責任に基づいて、ご自身でご判断ください。

出所:MINKABU PRESS

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