<動意株・8日>(大引け)=ティアック、JINSHD、セリアなど
ティアック<6803>=後場急伸しストップ高。一気に年初来高値を更新した。8日午後1時、機内デジタルプラットフォームの強化に向け、インドのForthcode社と業務提携を行うと発表し、これを材料視した買いが集まった。Forthcode社は航空機の機内販売や機内サービス、ケータリング管理プロセスを自動化したデジタルプラットフォームを提供しており、世界各国の航空業界で数多くの導入実績を持つ。Wi-Fiアクセスポイントを内蔵した航空機向けのポータブルストリーミングサーバー「PS-V50 GEN2」に関し、ティアックは海外市場での拡販を進める。
ジンズホールディングス<3046>=急伸。前週末5日の取引終了後に発表した6月度の月次売上状況(速報)で、既存店売上高が前年同月比27.1%増となり、17カ月連続で前年実績を上回ったことが好感されている。前年に比べて休日が2日多かったことによる押し上げ効果が7%程度あったことに加えて、気温の上昇によりサマーシーズンに向けた季節性商品である紫外線や光によって変化する可視光調光レンズなどのオプションレンズの需要が高まり、単価上昇に加えて客数増加を牽引した。
セリア<2782>=煮詰まり限界から上放れの機うかがう。株価は6月20日にマドを開けて買われたが、その後は2900円ラインを軸に狭いゾーンでのもみ合いを続けていた。前週末5日に発表した6月の月次既存店売上高は、前年同月比8.1%増と好調だった。今期(25年3月期)に入って3カ月連続で前年同月比プラスを維持しているが、4月、5月、6月と伸び率が拡大傾向を強めており、足もとの株価を刺激する材料となっている。信用買い残も整理が進んでおり、株式需給面からも上値が軽い。
四国化成ホールディングス<4099>=大幅高で新高値。化学品を収益の柱とする同社だが、ラジアルタイヤ向け原料のほか、ファインケミカル部門で先端半導体材料などにも力を入れている。半導体材料は海外大手メーカーを主要顧客としており、生成AI市場が急成長を遂げるなか、今後同社の商機が高まる可能性がある。また、業績も24年12月期は営業減益見通しながら、円安効果も背景に増額修正含みとみられる。
三井松島ホールディングス<1518>=ストップ高。前週末5日の取引終了後、25年3月期の連結業績予想について、売上高を560億円から600億円(前期比22.6%減)へ、営業利益を49億円から60億円(同76.2%減)へ、純利益を28億円から60億円(同60.3%減)へ上方修正したことが好感されている。不動産担保融資を手掛けるエム・アール・エフ(福岡市中央区)を子会社化したことに加えて、子会社を通じて保有する豪州リデル炭鉱の全権益(32.5%)を売却することを反映した。
ヤプリ<4168>=急動意。一目均衡表の雲を抜けつつある。同社はスマートフォンアプリの開発・運用・分析がノーコード(プログラミングなし)で可能なクラウドサービスを提供しており、小売業界を中心に法人需要を取り込んでいる。24年12月期の営業利益は前期比9割増益と急拡大を見込んでおり、700円台の株価は値ごろ感が意識され見直し買いが流入している。テクニカル的にも日足一目均衡表の雲抜けが目前で注目場面に入った。
※未確認情報が含まれる場合があります。株式の売買は自己責任に基づいて、ご自身でご判断ください。
出所:MINKABU PRESS
ジンズホールディングス<3046>=急伸。前週末5日の取引終了後に発表した6月度の月次売上状況(速報)で、既存店売上高が前年同月比27.1%増となり、17カ月連続で前年実績を上回ったことが好感されている。前年に比べて休日が2日多かったことによる押し上げ効果が7%程度あったことに加えて、気温の上昇によりサマーシーズンに向けた季節性商品である紫外線や光によって変化する可視光調光レンズなどのオプションレンズの需要が高まり、単価上昇に加えて客数増加を牽引した。
セリア<2782>=煮詰まり限界から上放れの機うかがう。株価は6月20日にマドを開けて買われたが、その後は2900円ラインを軸に狭いゾーンでのもみ合いを続けていた。前週末5日に発表した6月の月次既存店売上高は、前年同月比8.1%増と好調だった。今期(25年3月期)に入って3カ月連続で前年同月比プラスを維持しているが、4月、5月、6月と伸び率が拡大傾向を強めており、足もとの株価を刺激する材料となっている。信用買い残も整理が進んでおり、株式需給面からも上値が軽い。
四国化成ホールディングス<4099>=大幅高で新高値。化学品を収益の柱とする同社だが、ラジアルタイヤ向け原料のほか、ファインケミカル部門で先端半導体材料などにも力を入れている。半導体材料は海外大手メーカーを主要顧客としており、生成AI市場が急成長を遂げるなか、今後同社の商機が高まる可能性がある。また、業績も24年12月期は営業減益見通しながら、円安効果も背景に増額修正含みとみられる。
三井松島ホールディングス<1518>=ストップ高。前週末5日の取引終了後、25年3月期の連結業績予想について、売上高を560億円から600億円(前期比22.6%減)へ、営業利益を49億円から60億円(同76.2%減)へ、純利益を28億円から60億円(同60.3%減)へ上方修正したことが好感されている。不動産担保融資を手掛けるエム・アール・エフ(福岡市中央区)を子会社化したことに加えて、子会社を通じて保有する豪州リデル炭鉱の全権益(32.5%)を売却することを反映した。
ヤプリ<4168>=急動意。一目均衡表の雲を抜けつつある。同社はスマートフォンアプリの開発・運用・分析がノーコード(プログラミングなし)で可能なクラウドサービスを提供しており、小売業界を中心に法人需要を取り込んでいる。24年12月期の営業利益は前期比9割増益と急拡大を見込んでおり、700円台の株価は値ごろ感が意識され見直し買いが流入している。テクニカル的にも日足一目均衡表の雲抜けが目前で注目場面に入った。
※未確認情報が含まれる場合があります。株式の売買は自己責任に基づいて、ご自身でご判断ください。
出所:MINKABU PRESS