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2737 トーメンデバイス

東証P
6,730円
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100株
PER PBR 利回り 信用倍率
8.3 0.98 4.46 599
時価総額 458億円
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<動意株・5日>(大引け)=トーメンデバ、ドーン、ジェイドGなど

 トーメンデバイス<2737>=急反発で上場来高値を更新。同社は韓国のサムスン電子製の半導体・電子部品を国内外に販売する。サムスン電子は5日、24年4~6月期の売上高が前年同期と比べ23.3%増の74兆ウォン、営業利益が約16倍となる10兆4000億ウォンとなったと発表した。半導体メモリー市況の改善を背景に好決算となり、発表後のサムスン電子の株価は堅調に推移している。同社の製品を取り扱うトーメンデバに対しては業績への好影響を期待した買いが入ったようだ。

 ドーン<2303>=上げ足強め新高値。同社は地理情報システムの開発及びクラウドサービス事業を展開し、業績は増収増益基調を長期にわたって続けている。4日取引終了後に電気通信工事大手のエクシオグループ<1951>と官公庁向け防犯分野で業務提携することを発表した。ドーンは防犯分野のソリューションにおいて、映像機器から得られる情報にエッジAI技術を活用した社会課題解決サービスの創出に向け研究を推進中。そうしたなか、今回の提携で両社が保有する技術、リソース、導入拡大ノウハウを組み合わせることにより、エッジAI技術を用いた「防犯」分野に関するソリューション開発、サービス導入拡大を共同で進める構えを見せている。また、同日にエッジAI技術に強みを持つtiwaki(滋賀県草津市)と資本・業務提携することも併せて発表しており、これらが株価を刺激する格好となった。

 ジェイドグループ<3558>=大幅高で3日続伸。4日の取引終了後、3月に子会社化したマガシークについてM&A翌月以降、単月の営業利益(速報値)が改善していると発表した。3月に2100万円の赤字だったマガシークの営業損益は4月に5600万円と黒字に転換し、5月は8900万円になったという。これを好感した買いが入った。

 ユーグレナ<2931>=物色人気に急動意。4日の取引終了後、中性子線を照射することで、バイオ燃料の原料となる油脂の生成量を増やすことが可能な藻類の品種改良を行うことに世界で初めて成功したと発表。これを材料視した買いが膨らんでいる。今回の取り組みは日本電信電話<9432>との共同研究によるもの。品種改良によって藻類の油脂生成量は最大1.3倍に増加したという。今回確立した品種改良技術は温室効果ガスの削減など、気候変動問題の解決に向けて広範囲での活用が期待されるとしている。

 ダイドーリミテッド<3205>=続急伸でストップ高。同社は4日の取引終了後、25年3月期の配当予想の修正を発表した。今期の年間配当予想を95円増額して100円(前期は2円)に見直した。27年3月期までの3年間は年間100円の配当実施を基本方針とする。加えて自社株取得方針も示しており、これらをサプライズ視した買い注文が大量に集まっている。同社は投資ファンドのストラテジックキャピタル(東京都渋谷区)との定期的な面談を通じ、企業価値の向上策について意見交換を進めていた。また、南青山不動産(同)とそのグループ会社の大株主、村上世彰氏とも企業価値の向上に向けた議論を行っていた。株主の意見を踏まえ、一定期間内の配当の増額とともに自社株買いを決議した。自社株買いは最大50億円程度を想定。詳細が決まり次第、速やかに開示するとしている。

 キユーピー<2809>=大幅高で年初来高値更新。4日の取引終了後、24年11月期の連結業績予想について、売上高を4800億円から4860億円(前期比6.8%増)へ、営業利益を310億円から340億円(同72.6%増)へ、純利益を174億円から207億円(同57.1%増)へ上方修正し、あわせて期末配当予想を27円から31円に引き上げたことが好感されている。中国・北米・東南アジアが想定を上回って伸長していることに加えて、調味料の新価格の定着により、上期において市販用、業務用、海外それぞれのセグメントで売り上げが伸長したことが要因。また、それに伴い収益改善が想定を上回って進捗していることも寄与する。なお、年間配当は54円(前期50円)となる予定だ。

※未確認情報が含まれる場合があります。株式の売買は自己責任に基づいて、ご自身でご判断ください。

出所:MINKABU PRESS

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