売れるネット広告社---アクセスブライトと「中国越境EC」に関する全事業の譲渡契約を締結

売れるネット広告社<9235>は28日、子会社の売れる越境EC社が、アクセスブライトが運営する中国市場をターゲットとした「中国越境EC」に関する全事業の譲り受けを実施することに関し、事業譲渡契約を締結したことを発表。

アクセスブライトは、中国にて多面的なマーケティング支援による中国進出をサポートしてきた実績があり、中国ECプラットフォームの開設・運用を実現している。今回、同社が譲り受ける事業は、中国ECショップ構築・販売事業、中国SNS運営代行、中国マーケティング支援事業(オンライン・オフライン)である。2023年度12月期の売上高は0.76億円、営業利益は0.56億円である。譲受価額は1.20億円で、現金決済である。

同社は、健康食品・化粧品業界を中心としたD2C(ネット通販)事業者向けにクラウドサービス及びマーケティング支援サービスを提供している。海外展開及びD2C(ネット通販)サービスに関するノウハウ拡充が重要と考え、「越境EC分野への進出による海外販路の開拓」及び「モール事業のノウハウ拡充」を推進している。

同事業譲受により、アクセスブライトが構築してきた既存の仕組みを引継ぎ、中国における越境EC展開を一気通貫でサポートすることが可能となる。同社は、越境EC領域のサービス・ノウハウをさらに蓄積し、同社クライアントへのサービスの利便性向上を推進することで、さらなる成長を目指す。

《SI》

　提供：フィスコ