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証券取引所が指定する制度信用銘柄のうち、買建(信用買い)と売建(信用売り)の両方ができる銘柄
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4369 トリケミカル研究所

東証P
2,802円
前日比
-29
-1.02%
PTS
2,802円
21:06 11/21
業績
単位
100株
PER PBR 利回り 信用倍率
21.4 3.16 1.07 42.08
時価総額 911億円
比較される銘柄
東応化, 
レゾナック, 
三菱ケミG
決算発表予定日

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<動意株・24日>(大引け)=大同工、トリケミカル、アニコムHDなど

 大同工業<6373>=上値追い加速で1000円大台視野。時価は22年1月以来約2年半ぶりの高値圏に浮上した。ホンダ向けを主力とするチェーンメーカーで、二輪車用ドライブチェーンで圧倒的な商品シェアを持つグローバルニッチトップに位置付けられている。今3月期営業利益は前期比10倍の23億円と変貌を見込むほか、27年3月期に営業利益44億円という新中期経営計画を掲げており、成長期待が高まっている。一方で、株価指標面ではPER6倍前後、PBR0.3倍前後と超割安に放置されていたことで、急速人気化の経緯をたどっている。

 トリケミカル研究所<4369>=大幅高。同社は先端半導体の製造に必要な高純度化学薬品の多品種少量生産で圧倒的な競争力を誇る。特に絶縁膜材料での実績が高いほか、シリコン酸化物よりも高い誘電率を特長とする「High―K」がAI用半導体のHBM(広帯域幅メモリー)向けで拡大余地が大きいとみられている。海外売上高比率が7割近くを占めるが、市場では「最先端半導体量産を目指す日の丸半導体会社ラピダス関連の案件獲得が中期的に期待できる」(中堅証券ストラテジスト)として注目度が高い。「直近では前週末21日付でモルガン・スタンレーMUFG証券が同社の第2四半期以降の業績回復の確度が高まったとして、レーティングをオーバーウェートに引き上げ、目標株価を5700円に上方修正したことで投資家の視線が集まったようだ」(同)としている。

 アニコム ホールディングス<8715>=動意含みで年初来高値更新。前週末21日の取引終了後、傘下のアニコム損害保険がソニー損害保険とペット保険商品の共同開発を目的に業務提携したと発表。これが好感されている。アニコム損保のペット保険最大手としての知見や動物病院とのネットワークと、ソニー損保のダイレクト型保険大手としての知見を生かし、顧客のニーズに沿った商品やサービスを提供していく。

 アズパートナーズ<160A>=上昇加速で4日続伸。前週末21日の取引終了後、新たな事業として介護DXサポート事業の本格的な展開を始めると発表した。高齢者ホームのデジタル化を全面的にサポートし、IoT・ICT機器の導入をはじめ、効率的な人員配置やサービスの質の向上、収益の改善を目指す。これが買い材料視されている。

 システナ<2317>=大幅高で年初来高値に急接近。前週末21日の取引終了後に5月度の月次概況(速報)を開示した。売上高は前年同月比11.4%増の68億3200万円、営業利益は同46.0%増の9億7000万円と堅調に推移しており、評価されたようだ。ソリューションデザインを除く各事業で増収となり、ビジネスソリューションやフレームワークデザイン、次世代モビリティ、DX&ストック型ビジネス事業などが大きく伸びた。

 ノバレーゼ<9160>=急反発。ティーケーピー<3479>が前週末21日の取引終了後、資本・業務提携により同社を持ち分法適用会社化すると発表しており、これを好感した買いが流入している。6月24日付で既存株主から825万株を31億3500万円(1株380円)で取得する。これによりTKPはノバレーゼ発行済み株数の33.00%を保有することになり、ノバレーゼはTKPの持ち分法適用会社となる。今回の提携により、出店ペースの加速を目的とした物件情報の連携や地域創生事業並びに建物及び空間の再生事業における協業、ノバレーゼの保有する施設の平日稼働の促進などのシナジーを期待しているという。なお、同件が24年12月期業績に与える影響は精査中としている。

※未確認情報が含まれる場合があります。株式の売買は自己責任に基づいて、ご自身でご判断ください。

出所:MINKABU PRESS

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