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5262 日本ヒューム

東証P
1,179円
前日比
-8
-0.67%
PTS
1,185.3円
18:52 06/28
業績
単位
100株
PER PBR 利回り 信用倍率
14.1 0.68 2.88 9.67
時価総額 346億円
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日本ヒューム Research Memo(8):2025年3月期も増収増益予想、さらに上振れの可能性


■今後の見通し

● 2025年3月期連結業績予想の概要
日本ヒューム<5262>の2025年3月期の連結業績は、売上高が前期比9.7%増の37,000百万円、営業利益が同23.0%増の1,700百万円、経常利益が同8.7%増の2,600百万円、親会社株主に帰属する当期純利益が同4.6%増の2,000百万円の見通しだ。下水道関連事業がけん引し、基礎事業も順調に推移して増収増益予想としている。

セグメント別の計画は、基礎事業の売上高が前期比6.4%増の23,320百万円で営業利益(全社費用等調整前)が同3.3%増の1,200百万円、下水道関連事業の売上高が同18.1%増の12,130百万円で営業利益が同47.0%増の1,870百万円、太陽光発電・不動産事業の売上高が同0.1%減の1,470百万円で営業利益が同0.6%増の820百万円、その他事業の売上高が同18.2%増の80百万円で営業利益が同11.9%増の60百万円としている。基礎事業は上期・下期とも出荷・工事の堅調推移を見込んでいる。下水道関連事業は前期の発注遅延の影響が一巡し、官公庁土木工事向け出荷・工事の増加により大幅増収増益予想としている。太陽光発電・不動産事業とその他事業も堅調に推移する見込みだ。

全体の市場は伸び悩んでいるが、同社においては営業努力などの成果で受注が増加傾向にあり、売価改善進展や高付加価値製品拡販による収益性向上、下水道関連事業の高付加価値製品の前期の反動増、ICTを活用した製造・施工効率化の一段の進展なども期待される。これらの点を勘案すれば会社予想には上振れの可能性があると弊社では考えている。

(執筆:フィスコ客員アナリスト 水田雅展)

《SO》

 提供:フィスコ

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