貸借
証券取引所が指定する制度信用銘柄のうち、買建(信用買い)と売建(信用売り)の両方ができる銘柄
株価15分ディレイ → リアルタイムに変更

6050 イー・ガーディアン

東証P
1,796円
前日比
-5
-0.28%
PTS
-円
業績
単位
100株
PER PBR 利回り 信用倍率
17.0 1.82 1.95 2.96
時価総額 214億円
比較される銘柄
グリー, 
サイバー, 
ディーエヌエ

銘柄ニュース

戻る
 

EG Research Memo(2):ネットセキュリティの大手。SNS投稿監視などのサービスをワンストップで提供(1)


■会社概要

1. 会社概要と沿革
イー・ガーディアン<6050>は、「We Guard All」を経営理念に掲げる、総合ネットセキュリティ企業である。1998年にコンテンツプロバイダ事業を主とするITベンチャー(旧 (株)ホットポット)として誕生した。インターネット業界の創成期に様々な新事業を手掛けるなか、2005年に掲示板投稿監視事業に一本化し、「イー・ガーディアン株式会社」に商号変更、その他の事業は売却している。2010年に東証マザーズに上場してからは、M&A及び会社分割を行いながらネットセキュリティサービスをワンストップで提供する“総合ネットセキュリティ企業”としての基盤を確立してきた。主なM&Aとしては、ネット監視事業のイーオペ(株)を2012年に完全子会社化(現 イー・ガーディアン東北(株))、人材派遣業の(株)パワーブレインを2014年に完全子会社化(2015年、リンクスタイル(株)に商号変更。2017年、EGヒューマンソリューションズ(株)に商号変更。2018年、同社に吸収合併)、デバッグ事業のトラネル(株)を2017年に会社分割(2019年、EGテスティングサービス(株)に商号変更)、HASHコンサルティング(株)を2015年に完全子会社化(2017年、EGセキュアソリューションズ(株)に商号変更)、デバッグ事業の(株)アイティエスを2017年に完全子会社化(2019年、EGテスティングサービスに商号変更)などがある。

近年はクラウド型セキュリティサービスのグレスアベイルの子会社化(2019年)、ソフトウェア型WAFのジェイピー・セキュアの完全子会社化(2020年)(2021年、両社とも現EGセキュアソリューションズ(株)に統合)など、サイバーセキュリティ分野を強化している。海外展開においては2017年に設立したE-Guardian Philippines、2021年に設立したE-Guardian Vietnamが拡大中である。現在はグループ会社5社、主な事業所で国内16拠点、海外2拠点を持ち、2,376名の従業員(うち臨時従業員数1,986名)を抱える企業グループとなっている(2024年3月末現在)。2016年9月に東証1部に昇格、2022年4月の東証再編に際してプライム市場に移行した。2023年8月にはチェンジホールディングスと資本業務提携し、サイバーセキュリティ業界の再編をリードする体制を構築した。

(執筆:フィスコ客員アナリスト 角田秀夫)

《AS》

 提供:フィスコ

株探からのお知らせ

    日経平均