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証券取引所が指定する制度信用銘柄のうち、買建(信用買い)と売建(信用売り)の両方ができる銘柄
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3864 三菱製紙

東証P
491円
前日比
+4
+0.82%
PTS
490.9円
14:17 11/22
業績
単位
100株
PER PBR 利回り 信用倍率
2.7 0.24 2.04 93.70
時価総額 220億円
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<動意株・10日>(前引け)=カナモト、三菱紙、安田倉

 カナモト<9678>=急動意。同社は北海道を地盤に建設機械レンタルを主力に手掛け、関東エリアにも営業展開を図るなど業容拡大に積極的だ。建機レンタルの単価改善などが寄与して足もとの収益は好調に推移、前週末7日取引終了後に発表した24年10月期上期(23年11月~24年4月)決算は営業利益が前年同期比16%増の61億8800万円と2ケタ伸長をみせており、これを手掛かり材料に上値を見込んだ投資資金が流入した。PBR0.7倍台とバリュー株の側面をもっており、水準訂正狙いの買いが入りやすい。

 三菱製紙<3864>=大幅続伸で高値圏突入。5月21日につけた高値801円をクリアし、2017年11月以来約6年7カ月ぶりの高値圏に突入した。業績は回復色を際立たせている。主力の情報用紙など価格引き上げに伴い利益率が上昇し、生産合理化やコスト削減努力なども寄与している。営業利益が急変貌を果たした前期に続き、25年3月期も同利益は前期比48%増の80億円と5割近い増益を見込む。PER4倍台、PBR0.3倍台は株価がイレギュラー価格に放置されていることを示唆しており、投資資金の攻勢が改めて顕在化している。

 安田倉庫<9324>=上場来高値圏を快走。マドを開けて続急伸、きょうで5連騰となり上場来高値を連日で更新する展開。日銀の金融正常化に向けた動きを背景に一部グロース株からバリュー株への資金シフトの動きが観測されており、その流れに乗った形。東証がプライム・スタンダード上場企業に要請する「資本コストや株価を意識した経営」では、PBRが1倍を割り込んでいる企業に経営努力を促す方向で圧力がかかっており、これが低PBR企業の株価を刺激している。同社は倉庫業を中核とする物流大手だが、業績好調に推移する一方でPBRの低さが際立っている。株価は青空圏を走っているものの、PBRは依然として会社解散価値の半値水準である0.5倍台に過ぎない。

※未確認情報が含まれる場合があります。株式の売買は自己責任に基づいて、ご自身でご判断ください。

出所:MINKABU PRESS

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