貸借
証券取引所が指定する制度信用銘柄のうち、買建(信用買い)と売建(信用売り)の両方ができる銘柄
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4820 イーエムシステムズ

東証P
534円
前日比
-2
-0.37%
PTS
-円
業績
単位
100株
PER PBR 利回り 信用倍率
17.2 1.83 3.00 7.61
時価総額 398億円

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今週の「妙味株」一本釣り! ─ EMシステム


●EMシステム <4820>  【目標株価】1000円(7日終値616円)

「●調剤システム高シェアで株価に値頃感」

 イーエムシステムズ <4820> [東証P]は3月以降、株価水準を切り下げた結果、値頃感が強まっており、押し目買いの好機にも映る。同社は調剤薬局などに向けたシステムの開発・販売を手掛け、24年12月期の売上高予想は前期比8.1%増の220億1400万円と事業規模は順調に拡大する見込み。最終利益予想は同10.1%増の21億6000万円と、決算期変更前の18年3月期の過去最高益に肉薄する見通しだ。24年1-3月期の営業利益は「うるう日」に関連したシステム障害の対応に関連する費用が発生し、減益を余儀なくされたが、電子処方箋関連の導入拡大が奏功したとあって、中間期(1-6月)の計画に対する進捗率は高水準となっている。

 調剤システムで4割を超すシェアを持つ同社は、競合する中堅ベンダーに関し、今後は制度変更に伴うソフトウェアの改定が業績面で大きな負担となると予想し、積極的なM&Aを通じて更なるシェア拡大を目指す方針。医療業界におけるDX(デジタルトランスフォーメーション)化の流れも、同社の業績には追い風となると期待される。なお運用会社のヴァレックス・パートナーズ(東京都中央区)は同社株を11.53%保有し、「状況に応じて重要提案行為などを行う」構えを示している。株主との対話を通じ、企業価値を一段と高めることができるのか、注視されている。

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