TOKAIホールディングス---資本コストや株価を意識した経営の実現に向けた対応
TOKAIホールディングス<3167>は23日、資本コストや株価を意識した経営の実現に向けた対応について、今後の企業価値に向けた取組方針を策定したと発表。
現状、PBRは設立以来、安定的に1.0倍の水準を超えて推移、ROEは同社が推定する株主資本コストを安定的に上回って推移、PERは15倍前後の水準で推移し、PBR向上に貢献している。
今後は収益性と成長性の向上に向けて、3つの取組みを推進していく。
3つの取組みは、(1)事業ポートフォリオ経営への取組み: 資本収益性と成長性の2軸で事業ポートフォリオを把握し、グループ全体最適を実現するポートフォリオ構築に向けたマネジメントを強化していく。(2)各事業の拡大・効率化の推進:事業ポートフォリオ上の位置づけを踏まえた拡大策・効率化策を事業ごとに推進していく。(3)ESG経営への取組みを推進していく:持続的成長につながるESGへの取組みを加速させることで、更なるPERの向上を目指す、としている。
また、ROEの2025年度目標は10.8%としている。
《SI》
提供:フィスコ