新興市場銘柄ダイジェスト:アイデミーは大幅に反発、Kudanがストップ高
<4425> Kudan 3110 +504
ストップ高。日本の大手自動車メーカー系列である米国のロボット企業が、Kudanの人工知覚技術(KudanSLAM)を搭載した自動搬送ロボット製品の販売を決定したと発表している。米国では、人件費の高まりなどを背景に産業用自動搬送ロボットの需要が高まっている。今回の技術採用で当該ロボット企業の製品は従来よりも幅広い環境で安定して自律走行できるようになるとしている。顧客や製品の詳細は今後開示する予定。
<5577> アイデミー 1788 +95
大幅に反発。米エヌビディアのAIスタートアップ支援プログラム「NVIDIA Inception Program」のパートナー企業に認定されたと発表している。製品開発やプロトタイピング、市場導入などでスタートアップ企業を支援するプログラム。今後、アイデミーは同プログラムを活用して生成AI関連コンテンツの制作や生成AIを活用した新規プロダクト開発、生成AI導入支援などの生成AI領域に注力するとしている。
<2164> 地域新聞社 645 +8
続伸。千葉県印西市に店舗を持つ戸神ベイカリーと共同で開発した「結(むすび)プレッツェル」を地域新聞社のECサイト「ちいきの逸品」で数量限定販売を開始したと発表している。印西市の新たな手土産を目指し、読者アンケートや同市在住のママ読者を集めた試食会を行うなど地域の声を活かした商品づくりを徹底し、プレーン、塩、味噌、キャラメルの4種類を商品化したとしている。
<4588> オンコリス 622 0
朝高後、値を消す。自社がTransposon社と全世界ライセンス契約を締結しているLINE-1阻害剤「OBP-601(TPN-101)」が米食品医薬品局(FDA)から進行性核上性麻痺(PSP)に対するファストトラックに指定されたと発表している。指定によりFDAとの連携が強化され、医薬品の開発が迅速化する可能性がある。OBP-601は、PSPに対するPhase2臨床試験の結果、LINE-1阻害剤として脳神経の炎症を抑制して神経の損傷を抑制している。
<4166> かっこ 760 -42
大幅続落。越境ECでの不正対策強化のため、自社の不正注文検知サービス「O-PLUX」で英語表記における住所情報の表記ゆれの補正機能をリリースしたと発表している。O-PLUXなどを利用する事業者は海外からの注文でも安心して取引可能になるとしている。O-PLUXは、クレジットカードのなりすまし注文、不正転売・悪質転売、後払い未払いなどの不正被害を防止し、審査業務を自動化するクラウドサービス。
<4011> ヘッドウォーター 13550 +570
大幅に反発。独シーメンスAGのBox PC「SIMATIC IPC BX-35A」、米エヌビディアのエッジコンピューティング「NVIDIA Jetson Orin NX 16GB」を活用し、産業用エッジ生成AIソリューション「LLaVA Edge Vision」を開発したと発表している。エヌビディアの国内一次代理店である菱洋エレクトロ(東京都中央区)の協力を得て「第8回AI・人工知能EXPO春」でシーメンス、エヌビディアと共同で同ソリューションを紹介するとしている。
《ST》
提供:フィスコ