新興市場銘柄ダイジェスト:DWTIは年初来安値、アイズがストップ高
<4576> DWTI 103 -8
年初来安値。第1回無担保普通社債(私募債)と第12回新株予約権13万個を発行すると発表している。発行済株式総数に対する潜在株式数(1300万株)の比率は40.46%で、将来的な希薄化懸念から売り優勢となっている。調達資金の14.27億円は、社債償還資金や緑内障治療剤「H-1337」の開発資金などに充当する。残存する第1回無担保転換社債型新株予約権付社債を償還し、同じく残存する第11回新株予約権を取得・消却する。
<5892> yutori 2686 +311
一時ストップ高。自社のストリートブランド「9090」が8、9月に新たに2つの実店舗をオープンすると発表している。千葉県船橋市の「ららぽーとTOKYO-BAY」に8月15日から25年8月31日までの期間限定店舗を出店するほか、東京都新宿区の「ルミネエスト新宿」に9月上旬に出店する予定。「9090」は90-00年代のユースカルチャーにインスピレーションを受けたデザインやアイテムを展開する古着ミックスのブランド。
<5242> アイズ 1535 +300
ストップ高。広告業界のプラットフォーム「メディアレーダー」に関する技術の特許(特許第7486195号)を取得したと発表している。メディアレーダーは、マーケティング担当者・広告代理店(会員)と媒体社・マーケティングサービス会社(掲載社)を結ぶ広告業界向けの検索サイト。会員は媒体資料やマーケティング資料を無料でダウンロードでき、掲載社は資料をダウンロードした会員の情報を取得できる。
<4055> ティアンドエス 1819 +111
大幅に3日ぶり反発。技術者の募集・採用・教育を通じてグループ内の人材活用を推進する子会社を新たに設立すると発表している。名称は「TSシステムソリューションズ」(横浜市)で、事業開始は6月の予定。自社の主要領域である半導体分野、重電、社会インフラ等のシステム開発を中心に需要が旺盛なことから、顧客の要望に応えるためには優秀なエンジニアリソースの確保・拡充が不可欠と判断したという。
<5590> ネットスターズ 808 +39
大幅高。個人投資家向けの株式投資の勉強会「湘南投資勉強会」が23日に主催するオンライン説明会に登壇すると発表している。安達源CFOが会社概要や事業概要などについて説明する。質疑応答の時間も設けているという。説明会で先行きの業績に前向きな発言が出るのではないかとの期待に加え、16日に直近安値(733円)を付けてから株価に下げ止まりの兆しが見えていることも買い安心感につながっているようだ。
<5595> QPS研究所 3175 +201
大幅に反発。4月8日に打ち上げられた小型SAR衛星QPS-SAR7号機「ツクヨミ-II」で取得した初画像(ファーストライト)を公開したと発表している。7号機は、23年6月に太陽同期軌道へ投入された6号機以上の高頻度観測が可能となるという。今後、販売に供する高精細モード(スポットライト)による初画像の取得等を経て、約3カ月後の25年5月期第1四半期中に定常運用を開始し、画像販売を開始する見込みとしている。
《ST》
提供:フィスコ