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東京株式(大引け)=534円高、世界同時株高の流れに乗るも買いは大型株に集中

 16日の東京株式市場は主力株を中心に買われる展開となり、日経平均株価は後場に上げ幅を広げ3万8900円台まで大幅な戻りをみせた。

 大引けの日経平均株価は前営業日比534円53銭高の3万8920円26銭と大幅高で3日続伸。プライム市場の売買高概算は22億1709万株、売買代金概算は5兆657億円。値上がり銘柄数は607、対して値下がり銘柄数は994、変わらずは50銘柄だった。

 きょうの東京市場は、前日の欧米株高を受け主力株中心にリスク選好の地合いとなった。前日の欧州株市場ではドイツをはじめ主要国の株価が揃って最高値に買われたほか、米国株市場でも発表された4月の米消費者物価指数(CPI)が事前の市場コンセンサスを下回ったことを受け、これが好感される形でNYダウ、ナスダック総合株価指数、S&P500指数いずれも最高値を更新した。きょうはアジア株も全面高に買われ、東京市場もリスクオンの流れに乗る形に。為替のドル安・円高は自動車株などに逆風となったものの、一方で半導体関連株は買われ、全体相場を押し上げている。後場は先物主導のインデックス買いが入り、日経平均の上げ足を助長した。もっとも買いは大型株に偏重しており、値下がり銘柄数が全体の6割以上を占め、値上がり銘柄数を大きく上回った。

 個別では、レーザーテック<6920>、ディスコ<6146>、東京エレクトロン<8035>、アドバンテスト<6857>など半導体製造装置関連が軒並み高く、キーエンス<6861>も買いを集めた。ソフトバンクグループ<9984>も上昇した。任天堂<7974>が値を上げ、リクルートホールディングス<6098>が大幅高。ファーストリテイリング<9983>も堅調だった。スターティアホールディングス<3393>が値上がり率トップ、Orchestra Holdings<6533>がストップ高。三菱化工機<6331>も値を飛ばした。

 半面、売買代金首位となった三菱UFJフィナンシャル・グループ<8306>が大きく値を下げ、トヨタ自動車<7203>も売られた。ソシオネクスト<6526>が軟調、三井E&S<7003>も下値を探った。野村マイクロ・サイエンス<6254>が売りに押され、日本製鉄<5401>も安い。ネットプロテクションズホールディングス<7383>、イー・ギャランティ<8771>が急落、関東電化工業<4047>も大幅安。ヤマシンフィルタ<6240>も大きく水準を切り下げた。

出所:MINKABU PRESS

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