貸借
証券取引所が指定する制度信用銘柄のうち、買建(信用買い)と売建(信用売り)の両方ができる銘柄
日経平均株価の構成銘柄。同指数に連動するETFなどファンドの売買から影響を受ける側面がある
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2002 日清製粉グループ本社

東証P
1,828.0円
前日比
+1.0
+0.05%
PTS
-円
業績
単位
100株
PER PBR 利回り 信用倍率
13.9 1.10 3.01 10.29
時価総額 5,564億円
比較される銘柄
ニップン, 
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明治HD

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本日の注目個別銘柄:スターティアH、菱化工機、リクルートHDなど


<6331> 菱化工機 4180 +535
急伸。前日に24年3月期の決算を発表、営業利益は44.1億円で前期比74.9%増となり、第3四半期決算時に上方修正した数値の40億円も大きく上回る着地に。エンジニアリング事業の伸長が貢献。年間配当金も従来計画比10円上乗せの110円としている。また、25年3月期営業利益は48億円で同8.8%増と連続増益見通し。前期の反動減も想定されていた中で、ガイダンスもポジティブ視されている。

<3393> スターティアH 1980 +387
急騰で一時ストップ高。前日に24年3月期決算を発表、営業益は22.8億円で前期比32.4%増となり、従来計画線上での着地。期末配当金は従来計画39円から48円に増額。25年3月期営業益は25億円で同9.5%増と連続増益見通し。また、配当方針の変更を発表、35%をめどとしていた配当性向を55%に引き上げるとし、それに伴い25年3月期の年間配当金は前期比28円増の97円とし、利回り妙味が高まった。

<3863> 日本紙 1011 -92
大幅続落。前日に24年3月期の決算を発表している。営業利益は173億円で前269億円の赤字からは黒字転換となったが、会社計画の190億円は下振れ着地。25年3月期は230億円で前期比33.2%増の見通しだが、320億円程度の市場予想は大幅に下回っている。紙・板紙や生活関連事業の回復ペースが期待よりも緩やかな形。なお、25年3月期年間配当金は前期比横ばいの10円計画。

<2002> 日清粉G 1868.5 -174.5
大幅続落。前日に24年3月期の決算を発表、営業利益は478億円で前期比45.6%増となったが、500億円超の市場予想は下振れ。25年3月期は480億円で同0.4%増の見通しとしており、コンセンサスを50億円程度下回る水準となっている。前期の生産性改善の反動減や人件費・動力費上昇などによる製粉事業の減益見通しが重しとなるようだ。収益改善モメンタムの停滞をネガティブ視へ。

<9260> Wismettac 4730 -1000
ストップ安比例配分。前日に第1四半期決算を発表、営業利益は14.1億円で前年同期比55.6%減となり、上半期予想は従来の70億円から40億円に、通期では150億円から120億円、8.9%増に下方修正した。上半期末配当金は従来計画の90円から60円に引き下げ。アグリ事業の国内向け輸入青果事業における抜本的な構造改革に伴う費用計上、アジア食グローバル事業における費用増加などが業績下振れの要因に。

<8306> 三菱UFJ 1522.5 -68
大幅続落。前日に24年3月期決算を発表、純利益は1兆4908億円で前期比33.5%増となり、会社計画1兆3000億円を上振れ。25年3月期は1兆5000億円、前期比0.6%増を見込み、ほぼ市場想定水準。年間配当金は前期比9円増の50円を計画。ただ、発行済み株式数の0.68%に当たる8000万株、1000億円を上限に自己株式取得も発表したが、前期実績と比較すると低水準で、売り材料につながった。

<6098> リクルートHD 7710 +644
大幅続伸。前日に24年3月期決算を発表、営業利益は4025億円で前期比16.9%増となり、25年3月期は3900-5000億円のレンジ計画。レンジ中央値は4450億円で前期比10.6%増、コンセンサス水準を小幅に上回るものに。資本政策として、ネットキャッシュを24年3月期末の1兆1354億円から26年3月期には6000億円まで圧縮する方針が示され、今後の積極的な株主還元策期待も先行した。

<6533> オーケストラ 1149 +150
ストップ高比例配分。前日に第1四半期の決算を発表、営業利益は4.3億円で前年同期比49.5%増となり、据え置きの通期予想10億円、前期比30.6%増に対する進捗率は43%となっている。DX事業は構造改革を経て収益性が大きく改善、DM事業も既存・新規顧客からの受注増に加えて大口顧客の広告予算増額もあり底打ちへ。収益V字回復への期待感が一段と高まる状況のようだ。

<4004> レゾナック 3711 +34
もみ合い。前日に第1四半期の決算を発表、営業利益は89.4億円で前年同期92.1億円の赤字から黒字転換。4月16日に上半期計画は140億円にまで上方修正されているが、進捗率は64%程度となっており、想定以上の収益改善として評価が高まる状況のようだ。主力の半導体材料の販売数量回復などが、業績回復のけん引役になっているとみられる。通期予想の一段の上振れなども意識される形に。

<6254> 野村マイクロ 5270 -180
もみ合い。前日に24年3月期の決算を発表、営業利益は106億円で前期比62.6%増となり、4月23日に発表した上方修正水準での着地に。一方、25年3月期は120億円で同12.7%増の見通し、年間配当金は株式分割考慮後で前期比7.5円増の70円を計画。今期ガイダンスは市場想定に近いものとみられるが、半導体市場の回復期待も高い中、増益率鈍化見通しを受けての出尽くし感も。
《ST》

 提供:フィスコ

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