ソフィアホールディングス---24年3月期は減収なるもインターネット関連事業は増収増益に
ソフィアホールディングス<6942>は15日、2024年3月期連結決算を発表した。売上高が前期比4.1%減の90.31億円、営業利益が同35.7%減の2.36億円、経常利益が同56.6%減の1.73億円、親会社株主に帰属する当期純損失が1.00億円(前年同期は0.21億円の利益)となった。
インターネット関連事業の売上高は前期比9.6%増の17.11億円、セグメント利益は同6.9%増の1.47億円となった。企業のDXへの取り組みなどを背景に、ITエンジニアの需要が高まっていることなどから増収となった。
通信事業の売上高は前期比83.1%減の1.66億円、セグメント損失は0.67億円(前期は0.21億円の損失)となった。MVNO事業は競業他社との競争激化により売上が前年を下回り、FVNO事業は前年度中に事業撤退を行った。
調剤薬局及びその周辺事業の売上高は前期比4.0%増の71.71億円、セグメント利益は同32.0%増の3.69億円となった。処方箋単価の減少があった一方、受診患者数は増加し増収となった。なお、当連結会計年度の末日現在において同社グループにおける薬局総数は、56店舗である。
その他の売上高は0.01億円、セグメント損失0.24億円となった。新たにソフィアグローバルワークス及びSOPHIA SG MANAGEMENT PTE. LTD.を設立し、外国人を対象とした人材紹介事業及びその周辺事業等の新規事業を開始している。
2025年3月期通期の連結業績予想については、売上高が前期比2.2%減の88.32億円、営業利益が同64.5%減の0.83億円、経常利益が同77.0%減の0.39億円、親会社株主に帰属する当期純利益が0.10億円を見込んでいる。
《HH》
提供:フィスコ