日精蝋が一時16%超の急騰、1~3月期最終黒字化受け短期資金が集結
日本精蝋<5010>が急騰。一時16%を超える上昇で198円まで駆け上がり、約2カ月ぶりとなる200円台回復を指呼の間に捉える場面があった。低位株ならではの値幅効率の高さで短期志向の個人投資家資金を呼び込んでいる。ワックス専業メーカーで国内首位の販売シェアを誇る。伊藤忠商事<8001>が資本・業務提携に伴い実質筆頭株主となっている。業績は前期、前々期と苦戦を強いられ最終大幅赤字が続いていたが、24年12月期の最終損益は4億8000万円の黒字化が見込まれている。そうしたなか、15日取引終了後に24年1~3月期の決算を発表、最終損益は2億1800万円の黒字となった。事業モデル転換を柱とする経営構造改革を推進しており、この成果が反映される形で足もとの株価を刺激している。
出所:MINKABU PRESS
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