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3978 マクロミル

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100株
PER PBR 利回り 信用倍率
14.7 1.17 231
時価総額 489億円

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マクロミル---2024年6月期第3四半期は売上8%増収、事業利益は二桁増益となり本業が好調、期末配当を増配修正


マクロミル<3978>は15日、2024年6月期第3四半期連結決算(IFRS)を発表した。売上収益が前期比8.1%増の342.6億円、事業利益が同13.8%増の55.1億円、営業利益が同4.0%減の46.6億円、親会社の所有者に帰属する継続事業から生じた四半期利益が同2.8%減の24.4億円となった。

日本事業の売上収益は前年同期比8.8%増の296.5億円となり過去最高売上を更新し、事業利益は同21.7%増の53.0億円と大幅増益となった。
領域別には、主力サービスであり他領域と比べ利益率の高いオンライン及びデジタルリサーチを提供する注力領域において、上期の営業活動が奏功。繁忙期の第3四半期で成長が加速し好調に推移した結果、売上収益は前年同期比5.8%増となった。グローバルリサーチ、コンサルティング、新規事業等に係るサービスを提供する戦略投資領域は二桁成長を継続し同12.3%増。オフライン及びデータ提供、その他広告代理店等の合弁事業を営む子会社群で構成される基盤強化領域も同10.3%増と二桁成長を継続した。
事業利益については、各領域の増収効果に加え、社内リソースの生産性改善や業務の内製化により、外注費が前期を下回る水準まで抑制されたことで、同21.7%増の大幅増益となった。
韓国事業の売上収益はM&Aの影響もあり前年同期比3.2%増の46.0億円、事業利益は2.0億円となった。

日本事業が好調に推移し、売上収益、事業利益ともに期初計画を上回っていること、また、営業利益及び親会社の所有者に帰属する当期利益は、持分法投資損失の影響を受けているものの、キャッシュ・フローに影響はないことから、2024年6月期の期末配当予想を、1株当たり13円から2円増配し15円に修正された。
さらに、中長期的な株主価値向上のため、資本効率の向上と株主への還元のバランスを考慮して、さらなる株主還元の強化を図る方針としており、2024年8月本決算時の新方針の公表が待たれよう。

《SI》

 提供:フィスコ

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