貸借
証券取引所が指定する制度信用銘柄のうち、買建(信用買い)と売建(信用売り)の両方ができる銘柄
日経平均株価の構成銘柄。同指数に連動するETFなどファンドの売買から影響を受ける側面がある
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8015 豊田通商

東証P
2,622.0円
前日比
-40.5
-1.52%
PTS
2,634円
19:37 11/26
業績
単位
100株
PER PBR 利回り 信用倍率
7.9 1.11 3.81 22.97
時価総額 27,850億円
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ファインデックス---1Qは2ケタ増収・大幅な増益、医療ビジネス・公共ビジネスが好調に推移


ファインデックス<3649>は14日、2024年12月期第1四半期(24年1月-3月)連結決算を発表した。売上高が前年同期比69.7%増の21.24億円、営業利益が同199.0%増の8.62億円、経常利益が同196.2%増の8.65億円、親会社株主に帰属する四半期純利益が同222.4%増の6.42億円となった。

医療ビジネスの売上高は前年同期比69.3%増の19.96億円、営業利益は同181.9%増の8.39億円となった。主力製品は、医療機関のDXを支援する画像ファイリングシステム「Claio」や診療記事記載システム「C-Note」、文書作成システム「DocuMaker」となっている。従来のオンプレミス型製品に加え、近年は患者案内アプリ「PiCls Medical Avenue」や電子トレーシングレポートサービス「PiCls AAdE-Report」など、クラウドサービスの拡充も図っている。当第1四半期は病院案件24件、診療所案件19件の新規導入・追加導入及びシステム更新を実施した他、保守サービス・コンサルティングサービスも順調に進んだ。増収・増益の主な要因は、大型案件の導入が相次いだことにあり、収益・利益のトレンドに大きな変化はなく、堅調に推移しているとしている。

公共ビジネスの売上高は同197.7%増の1.06億円、営業利益は0.53億円(前年同期は0.03億円の利益)となった。主力製品は、公共セクターのDXを支援する公文書管理・電子決裁システム「DocuMaker Office」となっている。当第1四半期においては、自治体向けパッケージが1件、医療機関向けパッケージが3件、新たに稼働した。増収・増益の主な要因は、県庁への導入など大型案件の増加であると同時に、増収により人員の増加に伴う人件費を吸収し黒字での着地となった。また、第2四半期の稼働予定は9件が既に確定し、導入準備も順調に進んでいる。サービス開始以来の解約数は0件であり、昨年に引き続き順調に顧客基盤を築いている。

ヘルステックビジネスの売上高は同40.1%減の0.22億円、営業損失は0.30億円(同0.13億円の損失)となった。減益の主な要因は、前年同期比での出荷台数の減少と、増員や給与の引き上げに伴う人件費の増加としている。主力製品は、視線分析型視野計「GAP」及び「GAP-screener」となっている。国内における当第1四半期の販売台数は6台となった。全国の眼科病院・クリニックへ向けては各地の眼科医療機器販売代理店を通じて「GAP」を販売するとともに、健診施設へ向けては豊田通商<8015>との協業により「GAP-screener」を販売している。また、製品の製造ラインは順調に稼働し、当第1四半期の予定分は海外出荷分も含めて製造が完了した。

2024年12月期通期の連結業績予想については、売上高が前期比11.4%増の57.82億円、営業利益が同5.2%増の15.74億円、経常利益が同4.2%増の15.91億円、親会社株主に帰属する当期純利益が同3.6%増の10.97億円とする期初計画を据え置いている。

《SI》

 提供:フィスコ

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