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5029 サークレイス

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サークレイス---24年3月期は売上30億円目前、コンサルティングサービスが2ケタ増収


サークレイス<5029>は14日、2024年3月期連結決算を発表した。売上高が29.00億円、営業損失が0.85億円、経常損失が0.51億円、親会社株主に帰属する当期純損失が0.39億円となった。

コンサルティングサービスの売上高は、前期比25.5%増という結果になった。Salesforceコンサルティングが同21.8%増と大幅な伸びを示した。当期の事業戦略の柱となった、Account Managementによる重要顧客との顧客接点の強化、福岡営業所のサービスエリア拡大やビジネスパッケージの見直し、M&Aにより吸収合併したFTLのWebサービスの受注が伸びたことによる。Anaplan Consultingは7.2%減であったが、サービス範囲拡大による戦略的なデリバリー体制のシフトによるものであり、中長期の成長において、今後の売上拡大が見込まれる。また、2023年8月に設立し、24年3月期第4四半期より連結対象となったアオラナウ株式会社のServiceNowのコンサルティングサービスにおいても、設立後ではあるものの堅調に売上が推移している。

プラットフォームサービスの売上高は、前期比1.7%減となった。DXが40.4%増となる一方、カスタマーサクセスが6.4%減、エデュケーションが5.9%減という結果になった。カスタマーサクセスにおいての要因として、売上高は減少したものの、生成AI、特にChatGPT技術を活用してノウハウのデジタル化による効率化を実現し、人とAIによる、より高品質なサービスを提供できる仕組みを整えるとともに、カスタマーサクセスからコンサルティングサービスへの戦略的なキャリアローテーションを実施し、幅広いサービス技術をコンサルタントが修得する機会を設けた。DXにおいては、「AGAVE」の売上が好調に推移した。その要因として、これまで「AGAVE」を導入されていた 既存顧客から、兼ねてより要望の多かった、「海外給与計算」の新機能を新たに装備したことによるものであり、既存顧客の満足度向上のみならず、新規顧客獲得にも貢献した。エデュケーションにおいては、微減ではあるものの、安定的な売上高をあげており、同社社員の教育にも貢献することができている。

2025年3月期通期の連結業績予想については、売上高が前期比25.8%増の36.50億円、営業利益が1.82億円、経常利益が1.81億円、親会社株主に帰属する当期純利益が1.53億円を見込んでいる。

《HH》

 提供:フィスコ

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