IC---2Q経常利益は前年同期比31.8%増の大幅増益を達成
IC<4769>は10日、2024年9 月期第2四半期(23年10月-24年3月)連結決算を発表した。売上高が前年同期比7.8%増の45.98億円、営業利益が同23.5%増の4.45億円、経常利益が同31.8%増の5.04億円、親会社株主に帰属する四半期純利益が同33.3%増の3.46億円となった。
売上高については、製造、金融・証券・保険向けの売上が増加した。利益については、売上高の増加や一部販管費の発生が第3四半期以降に後ろ倒しとなったことなどにより大幅な増益を達成した。 なお、通期の連結業績予想については、上期より後ろ倒しとなった販管費の発生や、欧米における金融引き締めの継続や中国経済の先行き懸念、さらには物価上昇、中東地域をめぐる情勢など、景気を下押しするリスクも予想されることから、前回予想を据え置いている。
2024年9月期通期の連結業績予想については、売上高が前期比5.4%増の90.23億円、営業利益が同4.1%増の4.21億円、経常利益が同5.3%増の5.01億円、親会社株主に帰属する当期純利益が同19.6%減の2.99億円を見込んでいる。
《SI》
提供:フィスコ