藤商事---24年3月期は増収・経常利益まで2ケタ増益、パチスロ遊技機が2ケタ増収に
藤商事<6257>は10日、2024年3月期連結決算を発表した。売上高は前期比6.1%増の369.83億円、営業利益は同25.9%増の48.80億円、経常利益は同21.1%増の49.23億円、親会社株主に帰属する当期期純利益は同31.2%減の36.43億円となった。
パチンコ遊技機の販売台数は前期比8.9%減の61千台、売上高は同6.1%減の237.41億円となった。上半期では、新規タイトルとして「Pゴブリンスレイヤー」(2023年4月発売)、「スマパチ RAVE覚聖ループ」(2023年6月発売)、「Pリング 呪いの7日間3」(2023年8月発売)を市場投入したほか、その他シリーズ機種などを継続販売した。また、下半期では、新規タイトルとして、「Pゲゲゲの鬼太郎 獅子奮迅」(2023年10月発売)、「スマパチ ゲゲゲの鬼太郎 獅子奮迅SP」(2023年10月発売)を同時投入したほか、「Pとある魔術の禁書目録(インデックス)2」(2023年12月発売)、「P緋弾のアリア~緋緋神降臨~ラッキートリガーVer.」(2024年2月発売)、「P FAIRY TAIL これが七炎竜の力だ」(2024年3月発売)など、その他シリーズ機種を継続販売した。
パチスロ遊技機の販売台数は前期比28.1%増の29千台、売上高は同38.0%増の132.42億円となった。「Lゴブリンスレイヤー」(2023年4月導入)が本格的に導入開始されたことに加えて、新規タイトルとして、「パチスロ 戦国恋姫」(2023年6月発売)、「スマスロ とある魔術の禁書目録(インデックス)」(2023年10月発売)、「パチスロ 琉神-30 スイカバージョン」(2023年11月発売)を市場投入した。
2025年3月期通期の連結業績予想については、売上高は前期比0.0%増の370.00億円、営業利益は同2.4%増の50.00億円、経常利益は同1.5%増の50.00億円、親会社株主に帰属する当期純利益は同1.5%増の37.00億円を見込んでいる。
《SI》
提供:フィスコ