三井松島ホールディングス---24年3月期減収なるも、生活関連事業は売上高・利益ともに増加
三井松島ホールディングス<1518>は13日、2024年3月期連結決算を発表した。売上高が前期比3.2%減の774.72億円、営業利益が同29.7%減の251.70億円、経常利益が同27.6%減の260.04億円、親会社株主に帰属する当期純利益が同34.2%減の151.17億円となった。
生活関連事業の売上高は、MOS(生活消費財分野)やジャパン・チェーン・ホールディングス(産業用製品分野)の子会社化などにより、前年同期比39.5%増の411.68億円、セグメント利益は同32.4%増の49.23億円となった。
エネルギー事業の売上高は、石炭生産分野における石炭価格の下落などにより、同28.5%減の350.94億円、セグメント利益は同34.1%減の223.43億円となった。
その他の事業の売上高は同13.6%減の13.49億円、セグメント利益は同19.0%増の1.76億円となった。
2025年3月期通期の連結業績予想については、売上高が前期比27.7%減の560.00億円、営業利益が同80.5%減の49.00億円、経常利益が同81.5%減の48.00億円、親会社株主に帰属する当期純利益が同81.5%減の28.00億円を見込んでいる。また同社は、株主に対する利益の還元を経営上の重要な施策の一つとして位置づけており、2024 年3月期の期末配当については1株当たり配当 60 円とすることを発表した。
《SI》
提供:フィスコ