<注目銘柄>=ラクトJ、乳製品需要旺盛で上値指向鮮明
ラクト・ジャパン<3139>の上値指向が続いており、この流れに乗ってみたい。乳原料やチーズなどの食品原料や食肉加工品などの輸入販売を行う専門商社だが、足もとの業績は変化率の高さが際立つ。
国内事業では輸入乳製品原料や食肉関連商品の販売が好調で収益押し上げに寄与している。また、アジア事業においてもチーズの販売が伸びており全体業績に貢献している。更に製品価格引き上げ効果も利益率向上に反映され、24年11月期第1四半期(23年12月~24年2月)は経常利益が前年同期比50%増の11億1600万円と急拡大した。通期の経常利益は34億円(前期比19%増)を計画しているが、進捗率から上振れする公算がある。
株価は年初来高値近辺に位置するが、時価予想PERは11倍前後と依然として割安感が強く上値余地を示唆。2000円台後半の売り物をこなし、21年4月以来となる3000円大台乗せが視野に入りそうだ。(桂)
出所:MINKABU PRESS
国内事業では輸入乳製品原料や食肉関連商品の販売が好調で収益押し上げに寄与している。また、アジア事業においてもチーズの販売が伸びており全体業績に貢献している。更に製品価格引き上げ効果も利益率向上に反映され、24年11月期第1四半期(23年12月~24年2月)は経常利益が前年同期比50%増の11億1600万円と急拡大した。通期の経常利益は34億円(前期比19%増)を計画しているが、進捗率から上振れする公算がある。
株価は年初来高値近辺に位置するが、時価予想PERは11倍前後と依然として割安感が強く上値余地を示唆。2000円台後半の売り物をこなし、21年4月以来となる3000円大台乗せが視野に入りそうだ。(桂)
出所:MINKABU PRESS